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緑内障の治療
緑内障は視神経が障害を受けて視野が狭くなる病気です。
一度壊れてしまった視神経が元に戻ることはないので、緑内障の治療は、進行を抑えるためのもので、治すものではないと言うことを理解しておいてください。
ですから、どんな治療法でも“終わり”はなく、一時的に良くなっても再び進行してしまうこともあり、極端に言えば一生治療を続けなければならない病気ともいえます。
進行を遅らせるためには、なんといっても早期発見が一番重要です。発見が早ければ治療もしやすく、進行を抑える効果も期待できます。
逆に進行が進んでしまった緑内障の治療は手術が行なわれますが、たとえ手術が成功しても進行を止められるのは一時的で、進行すれば再手術しなければなりません。
では、初期症状の場合、どんな治療法が行なわれるのでしょうか。
緑内障の治療法は主に眼圧を下げるためのものです。眼圧が正常である正常眼圧緑内障の場合でも、眼圧を下げる治療がある程度は有効的だとされているからです。
眼圧の上昇は、房水という眼圧を正常に保つための物質が眼球に溜まってしまうために起こるものです。
初期の緑内障の治療には、房水が作られるのを抑えたり、房水の排出を良くしたりする効果のある点眼薬を使います。
最初は1種類、様子を見て薬の種類を増やしたり、変えたりして、改善が見られるか様子を見ます。
点眼薬で効果が現れず、進行が進むようであれば房水の排出口である線維柱帯に、レーザーをあてて目詰まりを修正する治療を行ないます。
ただしこの治療の効果は一時的なもので、この施術を繰り返さなければならないこともあります。
それでも改善がみられない場合、房水の排水口を取り除いたり切込みを入れたりする手術を受けなければなりません。
この場合1,2週間の入院が必要になり、手術の準備や術後のケアのために点眼薬や内服薬も同時に使用します。
内服薬の場合、副作用が心配されるので、長期間のみ続けることはできません。進行が進んでしまった緑内障に特効薬はなく、決定的な治療法もないのが実状です。気長に病気と付き合うしかない、完治できない病気なのです。
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