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白内障の原因
白内障は光の屈折をつかさどる水晶体が白くにごる病気です。
その原因として、遺伝などによる先天性の白内障、外からの強い衝撃によるもの、薬の長期にわたる服用、多量に放射線を浴びたことなどが考えられています。
先天性の白内障の場合、遺伝のほかに妊婦が風疹にかかったりしたことで胎児が感染し、白内障の症状を持って生まれてくるケースもあります。
糖尿病が原因の合併症で白内障になることも多くあります。糖尿病になると、その影響が目にも現れることが多く、糖尿病であると診断された場合には、目の病気にも気を配る必要があります。
糖尿病になると、血管の老化が進み、その結果眼の老化も早まって白内障の発症に至るのです。
そのほかアトピー性皮膚炎の合併症として、白内障になるケースもあります。
また、白内障の原因として最近注目されているのが、紫外線などによる活性酸素です。
水晶体は、外からの光を屈折させてピントを合わせることの他に、紫外線を吸収する役割を持っています。
紫外線を吸収すると大量の活性酸素が発生します。そのため水晶体には抗酸化剤であるビタミンCが多く含まれていて、その活性酸素を吸収するようになっています。
ところが、ストレスや偏食、睡眠不足などによってビタミンCが不足すると、活性酸素を吸収しきれなくなって、水晶体に含まれるクリスタリンというタンパク質が酸化され、変質してしまいます。そうして透明であるはずの水晶体が濁り、白内障になるのです。
主に老人特有の病気とされていた白内障が、最近若年層にも増えてきている原因はこの紫外線にあるといわれています。
ストレスや偏食、眼を酷使したりすることによって眼だけでなく体全体の老化が進み、それによって老化現象の一つである白内障が、若い人にも発症するようになって来たのです。
また、私たちの身の回りの環境も白内障の原因のひとつと考えられます。近年のオゾン層の破壊によって、地上に達する紫外線の量が異常に増えてきていることも、少なからず影響を与えているでしょう。
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